電気自動車は2021年以降主流になるのか?

ev 疑問を解決

私は、ガソリンエンジンの付いた自動車を愛用していますが、ハイブリッドや電気自動車が今後本当に主流になっていくのか興味があります。

菅総理は所信表明説明会で、温暖化ガスの排出を2050年までゼロにする方針を表明した事も気になりますよね。

電気自動車は今後どうなって行くのでしょうか?

電気自動車の未来

なぜ電気自動車へシフトしているのかを知る必要がありますね。

一つは、環境問題、もう一つは顧客ニーズです。

 電気自動車へシフトする理由

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 環境問題

パリ協定(COP21)でCO2削減に向け、化石燃料を使用しない、CO2ガスの排出を極力減らす必要があります。

パリ協定の概略
目標:21世紀後半までに人間活動による温室効果ガスの排出量を実質的0にする。

この目標を達成するために、日本は2030年までに2013年比で温室効果ガスを26%削減する約束草案を提出している。

かなり困難な目標とは思われますが、約束した以上何らかの策をとるしかありませんね。

■ 日本のCO2排出の元になっている所は、以下の様な状況です。

・発電所:41.3%
・工場 :24.9%
・運輸 :17.2%
・家庭 :5%
・その他:11.6%
が主な出所になっています。

■ この中の運輸部門の内訳は

・自動車:89.7%
・船舶 :5.2%
・航空 :4.8%
・鉄道 :0.3%

この様な比率になっています。

運輸部門では、ダントツ自動車が占めているのが理解できると思います。

エンジン自動車を電気自動車に変える動きは理解できますね。

発電所の排ガス対策もかなり進んでいる様なので、自動車に意識を向けるは当然の事でしょう。

 顧客ニーズ

近年、ハイブリッド車に乗り換える人が多くなって来ている。

その理由として、補助金や保険制度も電気自動車に有利な制度になっていることが挙げられます。

その他に経済的、雑音が小さく気にならない等がニーズがあ挙げられます。

ハイブリッドカーは、街中でも良く見かける様になりました。

長距離をドライブすると、「ああこのクルも」、「まただ」、「あの車もハイブリッド車」と意識して見ていると随分多くなった事がわかります。

それだけニーズが高まって来ているのは、間違いないと判断して良いでしょう。

現在のハイブリド車の割合

2020年日本の新車登録台数は、約334万台(軽自動車は除く)で、その中で、電気自動車(ハイブリッド車含む)は、65.3万台(20.3%)を占めている。

2035年までに世界の電気自動車販売台数は50%を上回るのではないかと予測されています。

ハイブリッド車と電気自動車の年間伸び率は、毎年平均19%になるとの統計も出ています。

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電気自動車の分類と特徴

現在の自動車の分類はどの様になっているのでしょうか?

①HV(ハイブリッドカー)

ガソリンを燃料として動くエンジンと電気で動くモーターを組み合わせたハイブリッドな車のこと。

燃料はガソリンでエンジンを駆動させ、モーター用バッテリーに充電を行い、必要に応じエンジンを使わずモーターだけで走行が出来ます。

エンジンとモーターを同時に駆動走行が可能な為、ガソリンリッター当たりの燃費が良くなるメリットがあります。

実燃費平均で23.5km /L程度です。
(モード別燃費では40km /Lと記載しているカタログもあります。)

 

インプレッサ スポーツハイブリッド・ヤリスクロス・ハリアーハイブリッド・RAV4・ヤリスなどが挙げられます。

 ②PHEV・PHV(プラグインハイブリッドカー)

ハイブリッドカーに、外部から充電できる様にしたものが、プラグインハイブリッドカーになります。

モーター重視の構造な為、バッテリーの容量も大きく、車重も重くなってしまうのがデメリットでしょう。

 

走行距離は、ハイブリッドカーより良く、ガソリン代もハイブリッドカーに比べ安くつきます。

実燃費平均で35km /L程度です。(EV走行換算距離平均は54km)

2018年現在、外部充電施設は全国に約14,600基あり、休息中や食事中、買い物の途中で充電が可能です。

普通充電で30分から1.5時間(車種により違う)程度で充電か出来ます。

料金の目安は、ある会員の場合は月額1400円程度で2.5円/分、急速充電の場合は異なります。

 

プリウスPHV・クラリティPHV・アウトランダーPHV・e-ゴルフ・i-3・タイカンなどが挙げられます。

 ③FCV(燃料電池車)

水素と酸素を科学反応させて出来た電気エネルギーでモーターを駆動させ、走行する構造になります。

ガソリンは一切使用しない為、CO2の排出はありません。

燃料電池車の特徴は、

燃料補給時間が短時間で済むメリットがあります。
デメリットは、科学反応を起こし、電気を作り出す為に効率が悪い点にあります。
その他にインフラが未だ整っていない。

まだ、開発も始まったばかりなので、私たちが街で見かけられるのは2030年以降ではないでしょうか。

私個人的には、電気自動車より、燃料電池車の方が理にかなっていると思っています。

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トヨタのMirai・ホンダのクラリティーなどが挙げられます。

 ④EV(電気自動車)

電気自動車の駆動は、バッテリーとモーターのみになります。

外部からバッテリーに直接充電を行うものです。

エネルギー効率は、ガソリン車の約3倍近くアップ致します。

振動や雑音も少なく、静かで走行安定性や加速力向上などのメリットがあります。

充電スタンドのインフラに関しては、政府指導で民間企業・商業施設の設置費用を補助するなどし積極的に増設を進めているので、普通に使える様になるのはすぐ先になるでしょう。

現在でも、ホテルなどにはほとんど設置されています。

先日、東京都渋谷にあるホテルに入ったら150台近くある駐車場全てに設置されていました。

かなりのスピードでインフラが進んでいるのは間違いないでしょう。

デメリットは、充電時間が長いと言う事ですかね。

急速充電でも、20分から30分程度かかってしまいますからね。

 

リーフ・ホンダe・レクサスUX300e・テスラModel3・eトロンスポーツ(アウディー)などが挙げられます。

 EV(電気自動車)の実力と課題

実績:充電時間と走行距離

現在販売されている電気自動車の走行距離は、フル充電時で、200Kmから400Km程度です。

最高速度は、100km以上は余裕で出る様です。

一般的な日常生活では十分活用出来るレベルと思われます。

フル充電時間は、電圧によって違いますが目安として、100Vで14時間から28時間程度です。

急速充電(80%)では、100Vで30分程度。

課題:
バッテリーのエネルギー密度の向上や走行距離・車重・リサイクル・モーターやパワーコントロールシステムの効率改善が重要課題にあげれれています。

 

これらの課題も2025から2030年にはかなり改善されるロードマップが出来ています。

さらに2040年には電気自動車として、ガソリン車の性能を上回る様になると推測します。

今後は、充電時間短縮のため、バッテリーパック毎交換サービスが主流になる。

バッテリーのシュアリングサービスも予測致します。

充電設備に車を止めると、自動でバッテリー毎、フル充電されたバッテリーと一瞬で交換可能になる。

バッテリー充電方式からバッテリー交換方式へのシステム変更が期待されるだろう。

世界的に国が電気自動車を推奨

日本  :2030年まで新車の50%をEV/PHV

アメリカ:2035年までエンジン車の販売禁止

ドイツ :2030年までにエンジン車の販売を禁止

イギリス:2030年までにエンジン車の販売を禁止(EV車は2035年)

フランス:2040年までにエンジン車の販売を禁止

インド :2030年までに新車は全てEV・HVにする。

中国  :2019年よりEV・PHV・FCVを10%義務化

この様に、各国が人間による温室効果ガス排出を元に取り組みの方針を掲げている以上、EV化はこれから益々加速する事は間違いありません。

私が今注目している電気自動車メーカー

私が注目している電気自動車メーカーブランドは『BYTON』です。

イーロン・マスク氏が率いる『テスラ』キラーとも言われている電気自動車EVベンチャー企業。

今年、6月に工場停止を行ったが、再スタート予定。

中国江蘇省の南京に巨大な工場を建設中。(2021年8月完成予定)

30万台/年生産出来る工場です。中国の事情もあり、電気自動車のメーカーとして非常に興味深い会社です。

何がすごいのか

・コネクテッドEVを前提に設計されている。

・デジタル化した車内。走るデジタル機器を目標

・開発センターは南京、デザインセンターは上海、ソフト開発はアメリカのサンタ・クララ、技術開発はドイツのミュンヘンに置き対応している。

創業者(Jack氏)はBMWを扱うディラーの会長を経験した人物、デザイナーはルノーとBMW出身などを始め、各国から約2000人が開発に関わっている。

これからスタートする5G通信を追い風に、これから伸びるブランド『BYTON』ではないかと思う。

デザインも美しく綺麗です。内装のコックピット部に48インチの大型ディスプレーと、ステアリング・ホイール上に7インチの操作パネル(タッチ式ディスプレー)、運転席右側(左ハンドルの場合)に8インチのタッチパネル式コマンダーが装備されています。

後部座席にも12インチのディスプレーモニターを左右に1個づつ装備。

この48インチの大型ディスプレーは、量産車初の試みです。コンセプトカーでは、いろいろ見かけますが、量産車では世界初でしょう。

販売価格はUSD40000$ 走行距離は、する充電で400Kmと説明している。

来年が楽しみです。来年は、中国旅行で実際に走っているところが見られるかもしれませんね。

電気自動車普及の先は自動運転

これから先、車はもっとインターネットと結びつき便利(?)なものになるのは間違いありません。

自動運転の技術革新は、今私たちが想像している以上にハイスピードで進化しています。

自動運転が可能になった場合、私たちの生活はどの様に変わるのでしょう。

今、考えられている事は、ざっと列挙しますが、すでに実用化されている内容も含まれます。

・無人のタクシー
 必要な時にスマホから車を呼び出し、玄関先まで無人の車がやって来て目的地まで連れてってくれる。
・物流
 無人のトラックが数台列を作り、目的地まで荷物を運んで行く
人件費が掛からないため、物流コスト削減に効果的
・宅配サービス
 グーグル・アマゾンなどは、地域毎にまとめて荷物を自動運転車で運び、自宅近くでメールで荷物の到着を知らせ、本人が無人の車から自分の荷物を取り出すサービスも可能になる。
・生活
 私たちは、起きている時間の約35%は移動する為に使っています。

 

自動運転が実現出来た場合、この時間をもっと有効に使う事が可能になるでしょう。

例えば、自動運転の車の中で、ミーティングや読書・食事・睡眠・趣味などに使う事が可能になるでしょう。

 

想像すればまだまだ有りますが、自動運転に望む事はフーマンエラーによる事故が無くなって欲しい事です。

自動運転技術によって人の命が救われるのであれな早く実現を期待します。

電気自動車の未来 まとめ

COP21で約束したからには、なんとか排ガス削減に取り組むしかないでしょう。

その為には、電気自動車の普及は今後確実に加速していきます。

2030年まではガソリンエンジン車と電気自動車の比率が40:60になる。

それ以降は電気自動車の生産は加速することになるでしょう。

 

電気自動車は、今後主流になって行く事は間違い無いでしょう。

その鍵を握るのが、バッテリーの性能や、インフラの整備が課題になります。

日本政府も、この辺に開発予算を注ぎ込み、出来るだけ早いうちに実現出来る様に力を入れているのが現状です。

 

日本においては、2021年はEV車の基盤作りとなり、それ以降は加速してEV車が増える見込みです。

電気自動車に変えたい理由は、温暖化対策が一番の理由ですが、日本のガソリン自動車は優秀で他国が真似できず、競争力が無く、太刀打ちできない。

その為、簡単に作れる電気自動車に変え、競争力を付けたいと思う国が多いのも事実。

電気自動車に次は、FCV(燃料電池車)が普及する予測。

 

電気自動車の自動運転が早く実現して欲しい。

その理由は、ヒューマンエラーによる事故が無くなって欲しい事です。

自動運転技術によって、人の命が救われるのであれば、何としても早く実現することを望みます。

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