Affinity Designer 2 iPad版【ナイフ】ツールの使い方

Knife tool 疑問を解決

iPad版の【ナイフ】ツールは、開いているカーブやシェイプまたは、文字をフリーハンドでカットして、オブジェクトを分割するためのツールです。

 

Affinity Designer 2 iPad版【ナイフ】ツールの使い方

【ナイフ】ツールは、画面左側のメニューから選択します。

 

ナイフツールを使ってオブジェクトをカットする方法はとても簡単です。

  1. オブジェクトを作成します。(今回は、円を作ってみました)
  2. 【ナイフ】ツールまたは、【ノード】ツールでオブジェクトを選択します。
    (選択されるとノードが表示されます)
  3. 【ナイフ】ツールが選択された状態で、カットラインを作ります。
  4. カットラインに新たな線が表示されます。(線幅は、元のオブジェクトの線幅になります)
  5. 【移動】ツールで、分離させたい範囲を選択します。
  6. 【移動】ツールのまま選択した範囲をドラグします。

Knife Tool Instructions

ラインやカーブ・文字などのカット方法も同じになります。

 

オプション [直線]

【ナイフ】ツールを選択すると、画面上部のメニュー(コンテキストツールバー)が変わります。

 

[直線]アイコンを有効にした場合:カットラインを直線で引く事が出来ます。

[直線]アイコンを無効にした場合:自由なカットラインを引く事が出来ます。

Knife Straight Line Tool

カットラインは複数線引くことが出来ます。

 

オプション [自動終了]

[直線]アイコンの隣にあるのが、[自動終了]アイコンです。

 

[自動終了]アイコンを有効にした場合:

カットラインの開始ノードと終了ノードが接近した場合、自動的に閉じたシェイプが出来ます。

自動的に閉じられる為、カットラインは自然な曲線を作る事が出来ます。

 

[自動終了]アイコンを無効にした場合:自動的に閉じられません。

Automatic Termination

 

[スタビライザ]オプションは、【鉛筆】ツールを参照して下さい。

 

【ナイフ】ツールの使用例

【ナイフ】ツールを使用して、複数の線をカットした例

はみ出した線のカット等にも使用出来ます。

Cutting the Line

 

【ナイフ】ツールを使用して、文字をカットした例

文字の色を変更する事も出来ます。

Cutting letters

 

【ノード】ツールを使用したカットの例

【ナイフ】ツールを使用しないでカットする方法もあります。

[ジオメトリ]を使用し、カットする事も出来ますが、ここでは【ノード】ツールを使った例を紹介します。

  1. オブジェクトを作成します。
  2. 【ノード】ツールのオプションで<カーブ>に変換します。
  3. 【ノード】ツールで分離したいノードを選択します。
  4. 【ノード】ツールのオプション[区切り]をタップします。
    Cut with Node Tool 1
  5. 【移動】ツールで、部分選択し、そのままドラグします。
    (閉じたカーブが、開いらカーブで分離する事が出来ます)

 

 

Affinity Designer 2 iPad版【ナイフ】ツールの使い方まとめ

iPad版の【ナイフ】は、開いているカーブやシェイプまたは、文字をフリーハンドでカットして、オブジェクトを分割するためのツールです。

 

カット方法は色々ありますが、【ナイフ】ツールを使用してカットする方法が一番楽にカット出来ると思います。

カットした後に色々な加工も出来るので、複雑なデザインをつくる事が出来ますね。

色々試してみて下さい。

 

それではまたね〜

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