Affinity Designer 2 iPad版【ベクターブラシ】ツールは、ピクセルペルソナの【ペイントブラシ】と違って、作画したラインやカーブは、編集可能なベクターデーターで保存されます。
描画した後に、【ノード】ツールを使用し、編集する事が出来る便利なブラシです。
Affinity Designer 2 iPad版【ベクターブラシ】ツールの使い方
【ベクターブラシ】は、Affinity Designer 特有のツールです。
フリーハンドで自由に描画が出来、後から編集が出来るのが素晴らしいですね。
ブラシを選択し、カラー・線の太さ・不透明度を調整して描画するだけです。
写真の上からブラシで装飾するなど、使い方は色々あります。
ブラシの種類
iPad版【ベクターブラシ】ツールにも、多くの種類のブラシが用意されています。
画面右側の[ブラシ]メニューを開き、ブラシを選択出来ます。
下図はほんの一例で、他にも多くのブラシが用意されています。
色々楽しんでみましょう。
ブラシの高度な設定
[ブラシ]メニューに用意されているブラシ以外にも、ブラシの形状を変更して使用する事が出来ます。
【ベクターブラシ】を選択した状態で、画面上部(コンテキストツールバー)の<ブラシの高度な設定>をタップするとブラシの細かな調整が出来ます。
オリジナルなブラシを作成し、保存も可能です。
ブラシパネルのコンパクトモード
iPad版では、コンパクトモードが用意されているため、画面を大きく使いたい時などに便利です。
<コンパクトモード>のアイコンをタップすと、ブラシパネルが小さく表示されます。
元に戻すには、もう一度タップすると戻ります。
ブラシパネル設定
[ブラシパネル]の<設定>アイコンを開くと、いろんな設定が出来ます。
[カテゴリを追加]:新しい空のカテゴリをパネルに追加出来ます。
[カテゴリ名の変更]:現在選択されているブラシのカテゴリ名を変更出来ます。
[カテゴリを複製]:現在のカテゴリにリンクされていないコピーを作成出来ます。
[カテゴリをリンク]:カテゴリコンテンツをリンクさせ、Affnity アプリ間で共有出来ます。
[カテゴリの削除]:現在選択されているブラシカテゴリを削除できます。
[追加した日付別にカテゴリを並べ替え]:カテゴリを日付順に並べ替える。または、名前で並べ替える事が出来ます。
[自動スクロール]:ONにすると、最後に使用したブラシを記憶し、他のツールからブラシツールに戻った時に同じブラシが自動的に表示されます。
[自動切り替えカテゴリ]:ONにすると、他のツールからブラシツールに戻った時、最後に使用したブラシカテゴリを自動的に表示されます。
[ブラシをインポート]:デスクトップ版や他のソフトで作成したブラシファイル(.abr形式)などを読み込む事が出来ます。
[ブラシを書き出し]:現在選択されているブラシカテゴリを書き出し、他の人と共有出来ます。
[新規ソリッドブラシ]:エッジが明瞭なブラシを作成出来ます。
[新規テクスチャ強度ブラシ]:不透明度の値に基づいたブラシを作成出来ます。
[新規テクスチャ画像ブラシ]:カラーの値に基づいたブラシを作成が出来ます。
【ノード】ツールを使った編集
【ベクターブラシ】で描画した後に、【ノード】ツールを使って自由に編集が出来ます。
ベクターブラシの最大の特徴です。
ブラシの変更・色の変更・カーブの変更・太さの変更・透明度の変更・輪郭の変更など、ほとんどの編集が可能です。
【ノード】ツールの使い方はこちらを参照
Affinity Designer 2 iPad版【ベクターブラシ】ツールの使い方まとめ
Affinity Designer 2 iPad版【ベクターブラシ】ツールで作画したラインやカーブは、編集可能なベクターデーターで保存される為、描画した後に【ノード】ツールを使用し、編集する事が出来る便利なブラシです。
オリジナルブラシの作成や、他の人が作ったブラシも共有して使う事が出来ます。
私は未だオリジナルブラシの作成は未経験ですけど、必要な時が来たら挑戦してみたいと思います。
みなさんは、ベクターブラシを使いこなしているでしょうか?
それではまたね〜
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