渋谷区富ヶ谷に『しだれ桜公園』が誕生

Weeping cherry blossom park 発見記事

渋谷区富ヶ谷といえば、安倍(元総理)の地元ですね。

その近くに新しく、可愛い『しだれ桜公園』が出来たので、紹介致します。

しだれ桜公園が新たに開園

この『しだれ桜』には、長い歴史を感じます。

Weeping cherry blossom 2

戦前、実業家の邸宅を買い取って料亭『初波奈』が店開きした時には、しだれ桜が2本あった。

昭和57年に料亭を移転するにあたって、桜の一方を移転してみたが枯れてしまった。

いかにも惜しい桜なのでもう一本はそのまま残し、桜の季節に合わせる形で、料亭跡地にマンションが設計されたという。

マンションは出来たばかりで、入居者募集中です。

 

現在、マンションの隣に広さ80坪の公園が出来ました。

Weeping cherry blossom 3

渋谷区が管理する『しだれ桜公園』が2022年3月28日開園しました。

 

昔、料亭時代にあった『しだれ桜』の接木したものが、公園の入り口に植えられています。

公園入り口には、昔有った料亭『初波奈』と同じ様に公園入り口に灯籠柱に公園名『しだれ桜公園』と描かれました。

Stone pagoda

開園当日の桜の咲き具合

Weeping cherry blossom 1

<2022年3月28日撮影>

 

公園内のベンチには、防災倉庫も完備しております。

災害時、困った時は助かる設備ですね。

しだれ桜公園まとめ

40年前に料亭が移転したわけですから、しだれ桜は120年目で分身が植えられた事になりますね。

まだ小さい幹ですが、これから元気に育って親木の様に10m以上の大木になってもらいたい所です。

まだまだ、小さいしだれ桜の木ですが、元気に花を咲かせていました。

あたたかく見守りながら大切にしていきましょう。

近くを通った時は、この『しだれ桜』の由来を思い出してみてはいかがでしょうか。

 

公園を利用するにあたり、禁止事項があります。

・ゴミや空き缶の放置
・バットやゴルフクラブを振る行為
・タバコを吸うこと
・植物や花を傷つけること
・リードなしの動物の散歩
来年は、もっと多くの桜を私たちに見せてくれると思います。
その時は、お花見が出来るのを期待しましょう。

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