前回の皆既月食は2018年でした。地域によっては見られない県もありました。
それから3年後の2021年の今年は、スーパームーン皆既月食が全国で見られるラッキーな年です。
自粛生活で疲れている身体をこの天体ショーを観て、少しでも癒してみては如何ですか?
前回見られなかった方も、是非観てみましょう。
5月26日(水)スーパームーン皆既月食が見られる
東京の位置でスーパームーン皆既月食が観られる時間帯は、5月26日(水曜日)20時09.4分から皆既月食が始まり、食の最大が20時18.7分、皆既の終わりが20時28分です。
この時間帯は、皆既月食の時間です。
この時間の前から、少しずつ月がかけ始めます。(目安は約18時50分頃)
地域により時間差がありますので注意しましょう。
スーパームーンとは
スーパームーンとは、月が地球に最接近した時の満月または、新月のことです。
今年に入り12回目の満月が一番地球に接近する満月(スーパームーン)になります。
この満月に皆既月食が起こるのです。
ワクワクしませんか?
最小の満月と比較するとスーパームーンは直径で約14%、面積で約30%大きく見えるのですね。
この現象は、月の軌道が楕円であるため、地球との距離が変わってしまいます。
この新月と満月が地球との距離が一番近くなり、月が最も大きく見える現象をスーパームーンと呼んでいます。
この時の月と地球の距離が約36万Km〜37万Km
一番遠い時で、約40.5万Kmです。
簡単なイメージはこんな感じです。
皆既月食とは
太陽ー地球ー月が一直線に並び、地球の影で月が覆われる天体ショーです。
月食と皆既月食の言葉の違いはご存知でしょうか?
月食とは、月が地球の影である一部分が欠けて見える現象です。
それに対し、皆既月食は月全体が地球の影に入り、月全体が隠れてしまう現象です。
皆既月食時の月は完全に見えなくなるわけでは無く、赤味にかかった黒ぽい色に輝きます。
これは、太陽光線の波長に関係するものです。
簡単に説明すると、虹色を思い浮かべて下さい。
虹色の紫・青・緑などは波長が短いため、地球を覆う大気中で反射し、地球の裏側(影)に回り込めないのです。
それに対し、赤色は波長が長いため大気中のチリなどに反射し、地球の裏側に回り込んできます。
この赤色が皆既月食の月面で反射して赤味のある黒色に見えるのです。
皆既月食の色はいつも同じ色とは限りません。
大気中のチリが多い場合は、大気中を透ける赤色が少なくなり、黒っぽい色になってしまいます。
大気中のチリが少ない場合は、より多くの赤色が透けて来ますのでオレンジ色に見えます。
今年のスーパームーン皆既月食の色はどんな色か楽しみですね。
私の希望は、オレンジ色であって欲しいですが…。
レンジ色に見えると言う事は、大気中が汚れていない証ですね。
皆既月食が見られる時間
今年の皆既月食は、天候が良ければ全国で見られる予定です。
東京では、5月26日18時50分に月が欠け始め、21時50分に終わる。
スーパームーン皆既月食は、20時09.4分から皆既月食が始まり、食の最大が20時18.7分、皆既の終わりが20時28分です。
約20分間のスーパームーン皆既月食を観ることが出来ます。
スーパームーンの皆既月食まとめ
ここまで読んで下さった方は、今年のスーパームーン皆既月食に興味を持たれた方だと思います。
2021年 5月26日(水曜日)ですよ。
忘れないようにカレンダーにチェックして置きましょう。
今年は、殆どの地域で月が昇り始めた時から月食が始まっています。
皆既月食になる時間帯は、約20時18.7分(東京)方角は西の空ですよ。
西の方角が開けた良い場所を今から探して置きましょう。
東京での参考時間
皆様それぞれ願い事を託してみましょう。
今年の部分月食は11月19日です。皆既月食では有りませんが興味のある方は観察して見て下さいね。
東京での時間帯は、18時02.9分から19時47.4分間
▷日本で観られる次の皆既月食は2022年11月になってしまいます。
今年のスーパームーン皆既月食は、5月26日(水曜日)忘れない様にね。
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