【2022年】 土用の丑の日? なぜウナギを食べるのか?

eel 疑問を解決

昨年も、新型コロナの問題で多くのお店がお休み(または、自粛)だったせいか【土用の丑の日】の事を忘れている人も多かったのではないでしょうか?

昨年の土用の丑の日は7月28日でしたね。

 

昨年、忘れてたと言う人は、今年2022年の土用の丑の日は7月23日と8月4日の2回なので忘れない様にチェックしておきましょう。

免疫力アップにも効果がありますので、この習慣に美味しい鰻を食べておきたいですね。

 

でも、【土用の丑の日】って何?と疑問に思う方もいるのではなでしょうか?

土用の丑の日? なぜウナギを食べるのか?

よく考えると、土用って何? 丑の日って何? どうしてウナギ?

こんな疑問を持ってこのページを見てくれていると思います。

この疑問解決しますよ!

土用って何?

土用って土曜日とは全然関係ない言葉ですよ!

 

若い人には馴染みが少ないかもしれませんが、
土用とは、一年を春・夏・秋・冬の4つの季節があり、その中間の期間を言います。

具体的には、各季節の始まる日、立春・立夏・立秋・立冬など各季節が始まる前の約18日間を土用と呼んでいます。

 

立春・立夏・立秋・立冬は、うるう年がある為、毎年同じ日にはなりませんから覚えるのは難いですね。

土用とは、各季節の始まる日の前日〜18日間の事を言うのですね。

 

丑の日って何?

ここで言う丑とは、十二支の丑(うし)の事ですね。

 

十二支は、年を数える時に時に、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥と覚えていますね。

この十二支を1年間(365日)に振り分けた時の丑にあたる日を丑の日と言います。

土用の期間の丑の日だから、『土用の丑の日』と呼んでいるんですね。

 

夏だけでなく、春にも土用の丑の日があります。

当然、秋にも冬にも土用の丑の日はあります。

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土用の丑の日にどうしてウナギ?

いろんな説がありますが、有力な説は

平賀源内による発案だったと良く言われています。

平賀源内さんは、江戸時代の才人だったそうですね。

才人とは、現代のマルチタレントの様な存在だったんでしょうね。

 

内容はこんな感じです

”江戸時代に、うなぎ屋がうなぎが売れなくて困って、平賀源内さんに相談したそうです。

源内は、 【『今日は丑の日』という広告を店に貼ろう】 という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。”

 

ちなみに、これが上手くいった理由は、当時「丑(うし)の日にちなんで、『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習があったからだそうです。

これを他のうなぎ屋もこぞって真似するようになり、 次第に「土用の丑の日はうなぎを食べる」という風習が定着したからだと言われています。

本当の事はわかりませんが、一般的に言い伝えられて来ています。

 

夏は、暑さが一年の中でもっとも厳しく、夏バテになったり食欲不振となったり、体が疲れやすくなる時期なんですね。

こんな時期にうなぎは栄養価が高く、夏の暑さを乗り切るためにスタミナを補充できるピッタリな食材だったそうです。そのため、江戸時代の頃からうなぎを食べる習慣が定着したと言われています。

土用の丑の日 なぜウナギを食べるのか? まとめ

土用とは

立春・立夏・立秋・立冬など各季節の始まりの前18日間を土用と呼んでいます。

▷丑の日とは、

一年間の日(365日)に十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)を順番に割り振りした時、丑(うし)に当たる日を言います。

▷なぜ、うなぎなのか?

土用の丑の日にうなぎを食べるのは、江戸時代にうなぎ屋のオヤジが平賀源内に相談し、平賀源内がチラシを貼り出したのがきっかけでうなぎを食べる習慣が出来たと言う事です。

 

うなぎは、栄養価の高い食材です。

理由は別にして夏バテ予防にうなぎは良さそうですね。

うなぎの栄養価は、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、DHA(ドコサヘキサエン酸)、ミネラルなど体に大切な栄養素が豊富に含まれています。

土用の丑の日にこだわらず、チャンスがあれば食べた方が良さそうですね。

夏バテ防止、免疫力アップにうなぎを食べて頑張りましょ!

 

2022年、夏の土用の丑の日は、7月23日と8月4日ですよー。忘れない様にね!

 

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