ウクレレを始めて暫く練習すると、いろんな教材が欲しくなり、つい購入してしまいます。
しかし、教材の中にいろんな楽譜記号が出て来て、記号の意味が分からず困った事有りませんか?
ある程度は、学校の音楽時間で教えてもらったはずなのに、思い出せない事ありますよね。
ここでは、ウクレレ楽譜に出てくる一般的な楽譜の記号の説明を書いてみました。
楽譜に書いている記号の意味いろいろ
楽器屋さんや本屋さんに行くと、色々なウクレレの教本が有りますが、音楽の基本的な事が書いている教本が少ない様に思いまます。
楽譜の記号が分からないと、ウクレレの上達が難しいですよね。
中々前に進まない事ありませんか?ここで、楽譜記号の復習をしましょう。
これだけ分かっていれば、とりあえず大丈夫な事をピックアップしてみました。
音符・休符と長さ
音符とは、長さの割合の事です。音を出している長さ、または音を出さない長さ(休符)を現した記号です。全世界の共通のリールですね。
どんなものがあるか下の表にまとめて見ました。名称と長さを理解しましょう。
この音符や休符は、未だ記憶に残っているのではないでしょうか?
ここで、長さの割合と書いたのには、意味があります。
音楽には、演奏するテンポ(速さ)があります。同じ曲でもテンポが変わると早い曲になったり、遅い曲になったりします。
同じ音符でも、テンポが早ければ長さが短く、遅いテンポであれば長くなります。
そういう事なんですね。親切な楽譜には、♩=100 この様にテンポが書いています。
この意味は、4分音符を1分間に100回という意味です。メトロノームを100に合わせましょう。
拍子について
拍子とは、1小節の中に拍数がいくつ有るかと言う単位の事です。
例えば、4分の4拍子は、4分音符を1拍として、1小節に4拍入っていると言うことですね。
4分の4拍子は『C』と書いてある場合があります。
この他にも4分の2拍子や4分の3拍子などがあります。
4分の2拍子は、4分音符を1拍として、1小節に2拍入っている楽曲になります。
4分の3拍子も考え方は同じですね。
・4分の2拍子は、例えば行進曲の様に『12』『12』の様なリズムですね。
・4分の3拍子は、ワルツの様に『123』『123』の様なリズムですね。
いろんな拍子がありますが、考え方はどれも同じになります。
反復記号(リピート記号)
私が、一番忘れていたのがこの反復記号でした。必ず、教わったはずなのにすっかり忘れていました。
ウクレレの教本の中に、よく出てくる反復記号をご説明いたします。
反復記号は、同じ音やある小節間を繰り返し演奏しなさいと言う記号です。
1演奏手順
リピート記号が無い普通の演奏の順序ですね。
2演奏手順
リピート記号が付いている小節間を2回演奏します。この例の3小節に付いているリピート記号ががついていない場合は、1小節から繰り返す事になります。1→2→3→4→1→2→3→4。
3演奏手順
もう一つのリピート記号です。『2演奏順序』とちょっと違います。
3小節のリピート記号まで普通に演奏しますが、3小節のリピート記号で2小節のリピート記号まで戻り、2回目は3小節を飛ばし4小節を演奏します。
4演奏手順
ダル・セーニョ(D.S.)とセーニョ/コーダとトゥ.コーダです。
この繰り返し記号は、ダル・セーニョ(D.S.)まで演奏し、セーニョ記号が付いている2小節から繰り返し演奏します。楽譜の中にトゥ.コーダ記号(4小節)がある場合、4小節を演奏しないでコーダ記号にジャンプ(この場合は5小節)し、続きを演奏します。
*その他
あまり見かけませんが、ダ・カーポ(D.C.)/フィーネ(Fine)記号があります。
これは、ダ・カーポ(D.C.)記号がついていた場合、曲の最初に戻り、フィーネ(Fine)記号が付いている位置で曲が終わります。
いろんな反復記号がありますね。少しづつ覚えましょう。
まとめ
どうでしたか?簡単に楽譜記号の説明しましたが、ご理解出来たでしょうか?
この程度理解出来れば、ほとんどの曲が理解出来ると思います。
最初は、いろんな音楽記号があって覚えきれませんが、一曲、一曲、練習するうちに色んな楽譜記号が出てきます。
全部理解出来ないとウクレレが弾けないと言う事ではありません。
課題曲を作り、一曲練習すれば、その中にいろんな楽譜記号が出てきます。
分からない所を調べ、一つずつ覚えて行くのが一番の近道です。
迷ったら覚える。難し~い!と諦めず、頑張りましょう。
音楽は楽しいものです。心の支えにもなってくれますよ。
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